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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2190] butterfly
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

ばかみたいに笑っていれば悲しむことはないさ そばにいるだけで
頑張った結果じゃないから そもそも頑張ってさえいないから悲しまなくて済むよね
最低のあまのじゃくさ

注意をして目を凝らして居さえすればまず迷うことはないさ
だけどもしも誰かがいちゃもんつけてきたらよく見てなかったとごまかしゃいいさ
つづきのストーリーが気になるのなら教えてあげよう 答は心に描いた箱の中
のぞき込めば見えるはずさ 今まで誰にも明かしたことはない秘密のイメージが

imaginationっていうbutterfly 翼を広げて心の中迷わす答導き出して頭を伝ってはじき出したい
見えないたくさんのその先の先までもその裏側も知りたいありったけの知識フルに使いまくってさ

見えざる明日の答
またその先の答 朝焼けが見えるのは一体いつなのだろう
もどかしさはただ僕の胸をいつでも引き裂くくらいの勢いですさまじい力で
突き刺しながらあふれ出た涙が心の中にできたまだ真新しい傷も古傷にもしみて痛むんだ 微かに
さあいま手を伸ばして明日に 明日の僕が今日の僕の手をつかみ引っ張り上げて連れて行ってくれるよまた新しい明日へ 世界はくるくる回って またきりもなく疑問を増やしにまた何度でも今日は今日の疑問を解いたら解いたでいつの間にか次の疑問を迷いの種を悩みにしてそれはもどかしさというトゲばかりの花を咲かす
やがてそれが枯れたときにトゲは僕の大事な記憶をひとつ残らずずたずたの穴ぼこだらけにしてそれでも終わらない言葉選びの毎日を強いるのでしょう 気持ちや想像は限りなどはないのだからここに咲いてた花もすべて枯れてもまた涙で心はしみてそこからあふれ出た涙がまた新しい花を咲かせるための種を生み出していく繰り返す終わりのないその生成はやがてすべてを土に返すため無に引き戻すブラックホールとなり僕を飲み込む。

2008/02/17 (Sun)

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