詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
消えていくたくさんの景色が遠い過去へとだんだん流れていくよ また新しくくる今日という日さえも
限られた今日というひとつの時間も与えられた分の中だけでしか楽しめない
その限られている時間の中でやりたいことも出来ることも決まっているけどやらないわけにはいけないから精いっぱい言われなくともやっているつもりなんだこれでも
気が早いのはどうやら僕だけじゃなかったみたいで時間の流れも同じなようで
時間が急ぐものだから僕も発作的に急ぐしかないような毎日を生きて
そんな毎日の中でも自分なりの楽しみ方で楽しめているから誰かからみたらにじゅうまるしかなくてもそんな暮らしを楽しんで過ごせる僕には最高にはなまるさ
住み心地のいいだけの家に住んだりするよりかはずっと平凡で庶民的な生活だけど僕はきにいっているさ
今日という今日を何度もきりもないくらい繰り返しては
また昨日から今日までまた今日と同じように思い返しながら
そしてこれから先のことそのこれからがまた過ぎ去ったならまたそこから先の日々と毎日めまぐるしく過ぎていく日々
そのくせ気づけばあっという間なのに振り返れば面倒だった日さえ名残惜しいほど早々と遠ざかって
戻らないことにいつもふっと顔をあげてみれば鏡に映る自分がいつの間にか大人になっていたおかしいくらいに大人気なく泣いてた
大人と呼べるほど大人な訳じゃないのに
心はまだ子供みたいさ 本当はずっと子供のままでいたかったよと時の流れにむちゃくちゃなグチをもらしながら
戻してくれよあの頃になんて鏡に映った自分がボロボロ泣いてる だけど映り込んだのは紛れもなく大人の僕でいつも鏡に向かい映り込むのは日に日に歳を無駄に重ね無意味に姿だけが歳をとっていく哀れな大人の僕だけだった やっぱり変わらないでいることなんて許してくれるわけがないなんて考えて1日が過ぎていく だいたいいつも
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