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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2341] サニーマン
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

rainbow 雨上がりの空に架かっていた
ふたりは少しお決まりの様に笑った

風のようにただ過ぎ行くままに積み重ねていく日々を暮らし
自由気ままに毎日を旅して行く 限りある時と知りながらも
サニーマン 僕に力をください
彼女の心を晴れさせる兆しを僕に…
サニーマン もうそれ以上は望まない
だから心を晴れさせる何かを僕に…
サニーマン その力をください

前と後じゃずい分顔色が違うんだ
君の機嫌を伺いながらの生活は厳しい

もっと素直になって
ふたり もっと
心を開いてみようよ
閉じた瞼を軽く開けて
青空を見てみよう
たまには何も考えずに

そうすればさっきまでのような言い合いには少なくともならない
そう思うんだ
どうかなあ…?

サニーマン 僕に力をください
彼女の心を晴れさせる兆しを僕に…
サニーマン もうそれ以上は望まない
だから心を晴れさせる何かを僕に…
サニーマン その力をください

いつか扉を開いて
素直になれた日には
素直に喜ぼうね
何もかもを白にして

開いてゆく 新しいページ
ゆっくり まだ時間はあるが
限られてるから
だからこそ
ゆっくり 開いてこう
それぐらいは許される
許されてもいいと思う
そう思う

だって いま
こんなに君といること楽しいと思うし
また明日も
ずっと終わりの日にはもっといたいと
思うだろうから

それを理由に君といたい
一緒にずっと君といたい

ねぇ サニーマン
もうすぐ 夕暮れ
ああ さようなら

沈みゆく 今日という1日に手を振り
1日にありがとうと言えたなら素敵さ

素敵な1日の幕開けだったと あんなことも こんなことも
あったけど最後はやっぱりね こんなふうに そんなふうに
明日も過ごせたらいい
そう思えたなら終わりも素敵さ。

2008/03/17 (Mon)

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