詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
呼び声高くあげて
君を呼んだら
君は何故か笑った
もう大げさだよなんて
消えかけた街の明かりが君を隠したような気が何となくしたから
気持ちが急いている
ゆっくり明ける夜をふたり 見つめて
いま幸せな未来を心の中に描いたら
もうどこにも行かずに どうかこのまま
少しだけ生ぬるくて
少しだけ危うい物語
僕らの生きてる人生は僕らが選ぶからどうしようと僕らの自由だ
それだけに責任は重く難しいんだ
批判もかいやすいんだ
たちまち
歓喜さえ怒号に変わる
時もある
それが常
朝ご飯に食べた
ライトツナ
それはツナ
笑いあう鼓動
とくとく
おもしろいような
悲しいような
不思議なストーリー
どうしてかな
くそやろう
傷つけあうなよ
幸せならば
精いっぱい
祝福しよう
それがもし
自分を寂しくさせる幸せだとしても
願うことがいちばん僕らしいかなあ
涙するも決して拭えない 流しきれない悲しみが僕を いま
染めてゆく
悲しみの色
真っ青に 真っ青に
空より青く
海より広く
果てしなく 染めた
ふざけ半分
まじめ半分
五分と五分の世界の狭間
その境界で行き交う物語
それがねいま
僕らの暮らす
いまなんだね そう交わしあう
手の温かさ永遠の温もりに変えたい
いま いま いま
すぐにでも
いま いま いま
ジョーダンのように
ただおかしいだけの物語にならぬように
毎日を楽しくするには
悲しみやせつなさもなければならなかったんだと思える心が叫ぶ
君はもう大人なんだと
子供でいたい僕なのに
君も言うのさ私たちは
子供じゃない大人だと
いつまでも子供のつもりでいたのに
それでも母や父の前では不思議で子供なんだよな その違いがなんだかおもしろいよね。
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