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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2556] 環境汚染隊エコロジーマン
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

明日を願うだけ明日は君におとずれる
そうだれのところへも
ジレンマ抱きしめて
言葉におぼれてる僕とそれを見て涙する君
そうさこんな僕には愛や恋なんて一生無縁だ

売れないCDが廃盤になって 廃棄処分されていくのを黙って見過ごせるほど強くはないし無神経じゃないんだ
っていうより無神経な奴でいたくないんだ

そしてたくさんのゴミが世界にあふれる時代に
再利用制度が出来たのはいつからだろう
そしてそれまで無意味に捨ててきた僕らの罪は消えないさ
何も知らない若者たちのポイ捨て現場をおさえろ
この間も真ん前の車からたばこの吸い殻を投げ捨てた奴を見かけてた
何もいえなかった

僕も同罪だった
傍観してただけの僕も共犯者だった

望めばなんでもかんでも手に入る時代に生まれてこれたからって
なんでもかんでも自分たちの身勝手な意志で地球を汚す権利はないよ
そんな事ならば使う権利すらないよ
ゴミを捨てるな!
立て札見えないのかよ!
無視をするなよ!世論は続くよ
空き缶はゴミ箱へ
外で吸う吸い殻はゴミ箱がなければ携帯灰皿を持っていけ その辺に捨てるな
我が物顔で地球を汚すな みんなの地球を考えもせずな
ほんの些細な心遣いや
粗相をわきまえる事で僕らの明日がその名の通り明るくなるのにな

僕らエコロジーマン 僕らしか居ないのさ
僕らが伝えるべきだ先を生きる後に暮らす人たちの事を考えたら汚す事なんて出来ないはずさ

昨日までは捨てる側だった人たちも
町中 世界中
連れ立って歩いて呼びかけて行こう
今は捨てるなと

注意するほうに回る 回る 回る 回る
更正したよ 少年も
夜遊びをやめて
今は 今は 今は
親孝行の孝行息子

なんて、目覚めたらそうなる世界ならばいいのに 変わってもいいのに
人が正しさを見失ったら人が人じゃなくなるよ。

2008/05/24 (Sat)

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