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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2667] 僕の彼女は運命の女神
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

やさしいまなざしで
やさしい話し方で
やさしく心に語りかけてくる君の声とその時の笑顔

ほんとにやさしいやさしさってかんたんにいうけどほんとのところみんな多分わかってない

どこまでも愛おしい人だから
僕もそれに応えて君をどこまでとなく愛していきたい
時間が二人でいること許してくれなくなるまで
二人はこのまま二人でいられるね

はるかなさみしさや悲しみがまだ先のことなのに
なぜか僕らはやがて来る終わりを悲しみながら
それでも明るい未来が来ること願った
心の底からぜったい悲しいのに
なぜか楽しいことにはいつもいやなことが立ちはだかり
それを越えない限りたどり着けない
壁の向こうの光には
闇をもおそれてては

でも最期に越える壁だけは違うんだ
それを越えたらもうその先はなにもなく
終わりが待つだけ
闇の中に落ちるだけ

だからその前に
そこに行くまでの時間を楽しむこと
それが正論だ

いくつもの壁を二人
少し無理やりに越えてきた
面倒な努力ってやつも良いなとはじめて思えたのも
君に出会い君に愛の献上品をあげたときに気づいたんだな
僕は

遠い闇の向こうに広がる宇宙も勝るほどさ
君の愛は
言葉になるものよりずっと凄まじい
人知さえ超えてく
未知なるものさえ
愛は超えて
僕をまたもやさしくそしてあたたかく包み大事なことたくさん教えてくれました
言葉もないほどに

空のずっと彼方に浮かんだ月は手すら届かない
形のない愛ならば
あの月より素晴らしい
輝いてもいないのに輝いてるなんてもののたとえでおだててみせても誰もなにもくれないけど

君はありがとうの言葉をくれた
本来ならば冷たい視線を浴びせられるだけ
君はそんな事さえ関係ないと愛をくれる
綺麗すぎる黄金色の瞳のまま僕の中で流れる時をとめる。

2008/07/13 (Sun)

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