詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
わずか1oの誤差よりも僕は1oどころじゃなく何メートルもの距離をあけた君のその不均等さを信じたい
わずかコンマ何秒の間にもなにかが変わっている世界でほらまた角砂糖が口の中で溶けてなくなるように嘘みたいに消えました
当たり前だと思っていたことが実はちゃっかり奇跡だったりするんだ
だから僕らはそんな事に時に気づけたり時には気づかずに通り過ぎる事もある
たとえようもない世界のいろいろなことを
全て歌にしてしまえば簡単に解決するのになあ
なぜだかそういうわけにはいきません
心もふるえるほどのこの愛をもしたとえたとしたなら
きっとキリがないほどにイメージはふえていくんだぜ
僕の足りない頭の中で愛は偉大に輝いて思いもよらない救いをくださる
僕からしたら姿も見せないあやふやな存在の神様なんかより目に見えて言葉も交わせるあなたを信仰したい
あなたが神様ならもっとこの世界は輝くんだろうな
ひとつして争う国のない平和でほのぼのとした世界になっただろうな
たとえば今の世界で争い事のない世界を想像すればわかるはず
誰も争いは望まないから争いのない世界でもきっと誰も困らない
それより人は万歳をして喜び合っただろう
でも君は神様なんかじゃなくて
ただの僕の彼女
平凡なイチ女性
でもそれでよかった
だって神様だったらこうやって毎回会えないもんね
この幸せが日常じゃなくなるなんて想像出来ないよ
想像の域を超えられない だからもうその話はおしまい
くだらないねたとえ話だなんて
馬鹿らしいね愛をたとえるなんて
僕らしくなかったね
ゴメンね 感謝と謝罪をかさねておくるよ
センキューグッバイ
ゴメンね こんな僕をゆるしてはくれるな
またそのやさしさに甘えてしまうから
罪が罪じゃなくなるような気がしたからどうか重い罰を。
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