詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
みんなの見てる前に出てしかもハキハキしゃべって自己紹介するみたいな気持ちさ
あなたに胸に芽生えた思いを伝えることは
とても晴れやかな日だから綺麗に色塗った水色の自転車で
どこかへ行きたい気分さ
浮き沈みを繰り返して気持ちは上がったり下がったり
ときに急降下 ある時は急上昇
難しいよね
頭抱えるね
さんざん筋違いといわれてた思いだったけど
やっぱり君に伝えなくしては止まらないほどこの気持ちは回りだしていた
だから今勇気を持って伝えるよ この思いを声にして
恥ずかしい気持ちは誤魔化して
アア僕の彼女を紹介します
とても素敵な人
僕の彼女は恥ずかしがり屋
だけどやさしい人
だから だから
君じゃなくちゃ駄目なんです
大した理由じゃないけど
僕は今はっきりわかった
あの日からいつも感じてる
この気持ち
つまりは あなたを愛してるらしい
つまりは あなたを好きになっちゃった
届け! 君の心へ この思い
不安定でもちゃんと宙に浮くラブソングに揺られて
地球っていうデッカすぎる乗り物に乗って
君と過ごしたい
互いの愛の中で 夢と希望あふれる地球の中で僕ら何層にも包まれてまるでタマネギみたいにいつかむけていく
それが命ともわからずに日々をむいてゆく
誰かは知らないけどむくのだけはやめてね
そんなのは無理な願い
聞き入れられるわけもなく応答もなく通り過ぎてゆく
僕もそれについてはなにもいわない
それ以上 立ち入れない事だから
ただ泣かせて
物心つく前から流してた涙を
悲しみという
残留物を吐き出させてほしい
君が溢れすぎた涙で見えなくなる前に
僕の彼女を…
そういう僕の声 ふるえていた
君はほんとにそれでいいんだね?
今さらなんだか傾きはじめた自信。
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