詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
アクセル全開! 調子は抜群
いつでも発進できるんだぜ
君は誰よりもスペシャルなA級ドライバー
マニュアルには決してこだわらない惑わされない
強い意志のもとにあなたは不適に笑う
フッフッフ
ワッハッハ
向かうところ敵なし
燃料はいつでも自然にやさしいエコロジーな太陽の光
だけどひとつ問題点
陽の光がかげるとすぐさま動けなくなって止まっちまう
盲点は丸見え
そうなったらまったくダサいな ドライバー
ああ 気にすんなよ
そんな事 日常茶飯事
いうなれば弘法にも筆のあやまり
ぜったいなんて確証はどこにも落ちてやしない
信じるほうも信じるほうだ 寝返りならいつも順調かつ早急さ
狡猾に滑り込むんだぜ
どこよりも速さにこだわって宅急便なんか目でもねぇ
屁みたいなもんさ
君はドライバー まだまだ若いドライバー
まるで少し不器用なエコカーだから世の中に乗り慣れてないせいもあるんだよな〜ムダに新しすぎて弱点が丸裸
いざってときに頼りないけどいざってときに頼りなくても
さりげなくやさしさがうれしいエブリデイ
忘れないでいるよ
忘れないでいるよ
いつまでも
不器っちょドライバー
君のことは
君のことは
イヤってくらい目にやきついたから
不器っちょドライバー
君の名は忘れない
君の名を忘れない
イケてるぜ
ドライバー
イケてない
フレイバー
刑事みたいに
運転席 窓開けて
汗にまみれたあなた
煙はきだしサングラスの奥で苦笑い
なんて不器用
恋も何もかも不器用ね
そんなんだから
そんなんだから…
わたしにしかもてないのよ 物好きなわたしもヘンチクリンだね
特等席の助手席に座り
走り出す車はまるであなたに不似合いな全面赤のオープンカー
あなたカッコ悪いわよ ウフフ ウフフ…
ヤバイバー!
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