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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2913] 知ってるようで知らないコト
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君のことならすべて知ってたつもりでいたけど
まだまだ知らないことばっかしだった
君からはなれてるうちに知らないこといくつも知った
知った今でならば
胸張って語れるよ
君の自慢話 他人(ひと)にも

知ってるようで知らないコト
知ってるようで知らなかったコト
知りたかったけど知れなかったコト

僕は知ったんだ
知ってはじめて泣いたんだ 笑ったんだ
怒ったんだ 知ったことによってもつ感想も違うからおもしろいね
たくさん たくさんあった君の秘密
隠してたわけじゃないから秘密じゃあないね

でもすべてが君を形作るうえで必要不可欠な材料なんだね

それも知った

知ったからこそ
知れなかったころ君を安易に責めた自分が恥ずかしくなった

ごめんなさい
ごめんなさい

一時の気の迷いとは言わないから

もう一度だけ抱きしめさせて
君のぬくもり感じさせて
もったいないお言葉期待して

めを閉じる。

2008/09/14 (Sun)

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