詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
行き当たりばったりの旅の中でばったり遭ったあなたと人生共にすることにした
二人は同じ傷を持ってたから
傷心旅行を二人してたときに出逢ったから
これもある意味ではうんめーかな
スカーフなんて巻いちゃって
グラサンなんて掛けちゃって
お互いがお互いを笑い飛ばした
そんな二人の夜は熱くもえた
あなたは覚えてるかな?あの夜
傷心旅行のはずが新しい恋愛をするための旅行になったね
なんか笑えるな
見上げた空には雲に隠れた星がひとつ
二人の幸せ 照らしてる
はじめてだよ
こんなビックリ
傷心旅行が恋愛旅行になるなんて
傷心旅行は恋のはじまりになるなんて
思いもせずに
その分 なんだか幸せだね
帰りも二人手をつないで空港のゴミ箱に顔を隠すためのグラサンもスカーフも捨てたんだ
もう必要なーいから!
そのままあしたへはこんでいけ!
恋のフリスビー
僕から君にアテーションプリーズ!
抱き合う二人は未来へとステップ踏む
もう誰にも僕らを裏切ったくそったれにも止められやしないのさ!
僕らは地上四百メーターまで気流にのって舞い上がるのさ!
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