詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
たくさんの夢をみてる みんな
五万とある夢の中にうずもれて苦しそう みんな
なんの夢を追っていけばいい
スタート地点にずっと立ち尽くしていちゃだめなの?
それぞれちがう場所に逃げていく夢たち
僕らは捕まえられるの
走ったって必死になって追いかけたって捕まえられるの
あんなに夢は足が速いのに
僕の一歩があいつらにとっては百歩
僕にとっての一時間があいつらにとっては数分だね
まったく考えられない
夢 夢 夢 ゆめゆめ
取り逃がすことなく
ひびくのは傍観者の声
まったく腹が立つね
夢 夢 夢 ユラユラ
ため息ばかりの夜が過ぎて
朝もため息で出かけてく
今日も夢との追いかけっこの始まりだ
おっくうだけど走るよ
マイペースで
いつか 捕まえられるため
あいつらは疲れ知らずだから焦らずゆこう
大丈夫 隙を見つければ
夢の隙間にジャンプ
今をこえて
さあ その先へ
さあ それより向こうへ
もっと向こうへ
もっと遠くへ
あの向こうで待ってる
愛に会いに行こう
そして君に会いに行こう 愛に会いに
愛に会いに
会いに行こう 今
大漁の夢 抱えて
大量の夢 おみやげに。
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