詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
どこまで愛する人のゆく道をうっとうしくないくらいで照らせるかな その手助けが行き届くかな
あなたがたどるあしあとはあなたの自由だから
あなたがどこにむかってあしあとをつけるかをボクは決められない
ボクが決めたらキミの自由を奪うことになるから
ボクはただキミのそばでキミがさびしくならないようにうたをうたうだけ
キミが寒いならあたたかい歌を
キミが暑いなら涼しげな歌を うたうだけ
わざわざ言葉にしなくても気づくようになるまではボクはキミの仮の恋人
まだキミの愛の学校の生徒
先生にはなれない
キミから教えてもらう事がまだ山ほどある
だからボクは合格証書 キミからもらえるまでキミより目下の人
同じ目線になって同じ目線からものをいえるようになるまでボクはキミより自分を目下と決めた
ボクは未成熟
キミのほうが愛についてはずっとずっとうわてだから
恋愛学校に入学しました
テストは毎日実施されます
点数のない心の勉強
毎日がその繰り返しです
Love Is School
早く 抜け出したい
キミのために
生やさしいだけの日々をこえて社会で自立する学生のようにつよい希望と不安だいて
ボクはまたキミに問いかける
こんな時 どうすればいいのかなあ?
ねぇ 教えて
容赦ないほど多いこたえの中からあなたが思うこたえのひとつを伝えておくれ
ボクはそれを叶えるため動くから
止めた時を動かすから
どうかその合図をボクにください
時の流れをもとに戻すから
ねぇ…? 愛の教科の先生のあなた
特別授業抜きでボクに真を教えて。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -