詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
百万回の涙を流しても 悲しみで日々をぬらしても死ぬまではわからないさ
百万一回目の喜びに勝るものはないから たとえ嬉しいことや笑えることにめぐりあえなくても
生きているという事実だけで素晴らしい それを否定する理由はどこにもない
欲望やしらなくていい事 しらなくてすむから ある意味では一番 だれより幸せな人生を歩んでるよ
僕がいえるのはこんな馬鹿げた事だけだけど
聞いて
君にも だれにも
いつか くるんだ
笑顔の数が涙の数を越える日が
百万回の悲しみも
たった一回の喜びですべてパーにできる
だって
百万回の悲しみを
感じ続けてやっとの喜びに出会えた人だから
そのはずだ
だからかならずしも
数多くの喜びや嬉しさ、幸せな笑顔浮かべられなくても心の中の光が消えない限り百万一回目に出会える喜びがまだあるよ
雨が晴れに変わる瞬間のように
それはうそみたいにやがて心を朝陽が照らす
そんな日がだれにも来る
そんな時がだれにもある
いつか、としか言えないけれど
ホントだよ
うそだと思うなら
根気強く待っててごらん
そのうち
陽がさすよ
そのうち
雨はやむよ
そのうち
笑顔もどるよ
すべて
むくわれるよ
ふかい悲しみも
底のみえない孤独も
すべて
うめられるよ
たった一回
されど百万一回目中の一回
とても貴重で尊い一回が君に贈られるよ
笑顔の数が涙の数を越える日に
笑顔の数が涙の数を気持ちだけ追い抜く日に
めぐりあうよ。
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