詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
わたしは今どこにいるんだろう
現在地はどこだい?
踏切前の家はがたがた揺れるよ
そんな小さないようで見逃せない
気づかない訳がない悲しみが今 僕の中にあふれてる
今もあふれ続けてる
公園の噴水みたいに
未だあふれ続けてる
ジャバジャバ
わたしの現在地を水で濡らす
足場を水でひたす
抜かるんだ足下が地面にめり込んで気持ち悪い
そんなわたしは不幸ですか?
ねえ あなたより不幸ですか?
だれか以上
だれか未満 それともその中間あたりかな
どっちだろう…
どっちだろう…
教えて…教えて
わたしだけにわたしだけにゆかりのある
関係のある
わたしの現在地を教えて
何度も言うよ
あきらめないわ…
神様に
無視されても
言い続けるわ
渋々でも何か言ってくれるまで
不思議に触れたい
それだけのために現在地を聞くよ
それだけを知るために現在地を聞くよ
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
わたしの現在地を…
現在地を…現在地だけを…聞くよ
オシエテ…こんなに聞いてるんだから…
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