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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3168] 無限に色々 無限は色々
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


どんな生き物にも
色々あるんだな
花も鳥もみんな違う
でも本質的にはおなじ
だけど見た目が違う
中身も全然違う
ただ人間だとか花だとか鳥だとか名称だけがおなじだけ
一人一人がその生き物しか持ってない輝きを持ってる

だから色々 今さら当たり前だけど大切な事だよ

そう色々 つまり色々
色々あってこそ楽しい
みんなおなじだったらつまらないしきもちが悪い
だからばかな奴もちょっと人より変わった奴も化け物みたいな風貌の奴も
みんな変わらず人間だとか花だとか鳥だけど
そいつはそいつしか持ってない光を持ってる
だからおなじようで違う

だから差別や偏見なんてあっちゃならない
だってそいつが人間じゃないと何をもっていうのだ?
人間から生まれたんだ
だったら当然人間だろ
人間ならばそれなりの扱いをしてやるべきだ

そのほうが当たり前
差別を憎み
偏見をなくすよううったえよう

色々 色々 たしかに色々
だからその生き物の中で光る色々はそいつしか知らない 痛みも悲しみも
だから気安く知ったような口をたたいちゃならない

ただそれなりの範囲でわかってあげようとするきもちがそいつの心の扉をたたく

だから そんな色々は無限なんだ
おわりがないから無限なんだ
限りが無いから無限というんだ

ずっとずっと色々は続く

もしかしたらその悩みや不安も色々
そういうもんかもね
そういえば確実かもね
当てはまるのかもね

だから尊い色々を人は今まで以上これからは愛していかにゃならん

無限を無限にたもつため
無限に限度を来さないため
無限を無限のままで止めるため
無限におわりを見せないため

これからも無限は無限として無限に色々
そんなたしかな真実がいつでもだれかの背を押すように無限はあってほしいのさ。

2008/11/23 (Sun)

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