詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
暑い夏の梅雨時に降る雨
退屈してた僕の瞳に延長線を描きぱらついた
教室の窓越しに見ていた
いつもはざわめいてる教室も放課後になると人気もなくて
嫌に静かで
雨の音が窓を通してこちらにいてもよくきこえた
わざとらしく
黒板には誰かが描いた愛々傘が消された痕があって釣り合わないんだよっていってるみたい
かと思ったら七限目の終了の合図
チャイムが淋しく鳴った
振られた後は
どうしてこんな
ブルーな気持ちなる
当たり前か
そんな風に独り言をさびしく呟いてた。
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