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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[327] でんでん虫
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


泣き虫の君
涙して
やっと泣き止んでも
嬉しいことがあってもなんだか悲しくて
また泣き出してしまう

食べれる草はすべて食べたのに
まだ心のどっかで空腹が満たされないでいる
他人の心配などしてる暇もなく
ただ自分のことだけでいっぱいいっぱいの現在が悲しくて
また今日も泣き出してしまう

君はじめじめした
湿地を好む
でんでん虫みたいだ
悲しみぱらぱら
雨の中
また今日も泣いてた。

2007/01/18 (Thu)

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