詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
救いを求める声
楽しそうな声
ささやくような声
この世界にはいろんな声があふれてる
そのすべてが心からの響き、偽りの声以外は
悲しい心も楽しそうな声もすべてがすべて必死の声
その悲しみ
その喜び
思い切り声にして
思い切りその思いを誰かに伝えたり自分に言い聞かせたりする
誰かに伝わるように
愛も独り言も嘆きもグチもぼやきも
かならず何かの意味があるから
叫ぶ つぶやく 語る
小さくても大きくても響くよう 響くよう
ただ一心に声にする
ただ一心に響かせて
ただ一心に声にする
その響きは明日へ続いてゆく
その響きは未来につながってく
見えない 形なき声の架け橋
うたをうたうようにさらりと流れるように響く
今日もどこかで
明日もまたどこかで
ずっと いつの日もこの世界のどこかで
響いては誰かの背を押し誰かの元気や勇気になる
そんな声もある
悲しい声ばかりじゃない
悲しいことばかりじゃないように
そんな声もあるんだ
今 君の愛の言葉聞いて知ったよ
今 胸の中に そんな言葉 響く 嘆きじゃない リズムを持ったメロディ
今 すべての悲しみのメロディ 押しのけて喜びのメロディが世界中を包む
そんなイメージがきれいな響きになって本当のことおしえてくれる
僕の中で 君の中で同じようにやさしくなめらかに響きながら 響きながら。
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