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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3378] 君に贈る歌
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君だけに聞かせたい歌があるんだ
もしよかったら聞いてくれるかい
まあとりあえず聞いてよ
君だけのためにあたためていた歌なのに
君が聞いてくれなければこの歌は意味をなくしてしまうね

君だけに届けたい
この気持ち
この言葉
このすべて
受け取ってくれたなら僕の明日は光に満ちる

百万本のバラも高価な指輪もネックレスもブランドもののカバンもいらないといった君かただひとつ望んだ
この歌にすべてあずけて
命をかけて歌うよ
君自身をくれた代わりに僕とこの歌を贈ります 君に贈る歌

人は誰でも背中にひとつ翼をはやしてるからその翼でどこにでも飛んでいける
僕が飛んでいくのはあなたの胸の中

君だけに 君だけにささげたいこの歌は君を求めてる 君じゃなくちゃ輝くもんか

だから

百万本のバラも高価な指輪もネックレスもブランドもののカバンもいらないといった君かただひとつ望んだ
この歌にすべてあずけて
命をかけて歌うよ
君自身をくれた代わりに僕とこの歌を贈ります 君に贈る歌

ほんとうはもっと君が望むならあげたいんだ
だけれど君が形がなく値段のつけられないものほど素晴らしいと君はいう
そのほうがずっと心に残るよと笑った

その瞬間涙があふれた…
嬉しかった
あんな言葉もらえるだなんて今までなかったから
すべてがにじんだ
すべての苦しみや悲しみは今日までの試練だったんだと思った
これから大丈夫
なにがあっても僕には心強い味方の君がいるから 君と歌える
その歌こそ 真の愛の歌
ラララ…ラララ…

2008/12/22 (Mon)

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