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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3445] 責任と無責任の狭間で
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


我々は生きる
我々は迷う
我々はためらう
我々は叫ぶ
我々は嘆く
我々はしゃがむ
我々は涙する
我々は笑う
我々は困る
我々は惑う
我々は暮らす
我々は死する

いつか
いつも
やがて

たくさんの道や扉や分かれ道や落とし穴に出会う

責任と無責任の狭間で
責任と無責任の狭間で
責任と無責任の狭間で
責任と無責任の狭間で

すべては始まり終わり事ははこばれて元の鞘におさまる
元の場所におさまる

まるで そう
何事もなかったかのように平然にふつうに
そして不純に

僕らはそれに悩み
ときに迷わされ付け狙われる 毎日 毎日
そんな日々の中で溺れないようにばた足を繰り返す
変わらない流れにのり変わらない日々を泳ぐ
スイスイ バシャバシャ 泳ぐのです。

2009/01/03 (Sat)

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