詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
笑って 笑って 笑っていて
僕のそばでずっと笑っていて
その笑顔が今日も誰かのゆるぎない力になっている
世界中の笑顔が一カ所に集まったらステキじゃない?たとえば宇宙でただひとつ生き物が和気あいあいと暮らせる地球という場所に
そして誰もがその地球に咲いた花で
幸せになれる種を誰もがもってるよ
そのすべてをおしえてるのは花たち
やさしい声でうたうように話しかけている
短い命をもつ虫も野を駆け回る動物たちもみんなそれぞれの生きる意味と生きたしるべをたてるために
息をして苦しくても生きている喜びで悲しみをうめているだけ 決して本気で悲しみと向き合えてるとはいえないが
悲しみなんかあってもうれしくないしなくせるなら喜んでなくてもいいものだといえるけど
本当は泣きたくって笑ってる場合じゃないけど
心の奥底に咲く幸せという花をもっとふやすために毎日頑張ってるつもりだよ
笑顔で涙を隠し喜びで悲しみを見えなくする
それもまた力なり
さあ 涙 抑えず好きなだけ泣いたあとでその涙で失ったぶんの喜び次の笑顔で取り返そう
挽回だ
必死に探しているよ
毎日がスタディディズ
自分というものを
自分は自分でしかないけど今日はどんな自分でいこうか
笑顔の代わりになるものはやっぱり笑顔しかないんだ
涙じゃ代わりにはならない
だから 笑って 笑って
悲しいときこそ笑顔をなんて言葉は言わないさ
その笑顔は本当にうれしいときに見せるものだから
泣きたいときは素直に泣けばいいさ
偽りの喜びで気持ちを騙さないで
どこまでもやさしくゆくよ
甘く虫歯にならない程度に君にやさしくしたい
笑顔の使い道 考えてよ
君に僕のすべてをあげる
君は君の本当の気持ち見せてくれればいい
それが涙なら隠さずに見せて
君はただそこにいて笑って泣いて当たり前に生きてくれればいいから…
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