詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
愛してるって言えない僕の気持ちはたとえりゃ視力があるのに人生から目をそらしなにも見ようとしない人みたいだ
視力が完全にない人を完全にばかにしているようなもんだ
もったいない
もったいない
愛することができるのにも関わらず
愛の言葉が言えてしまえるのに
なぜ人は言えないのかな ためらうのかな
こんなに好きなのに
こんなに切ないのに
もどかしさ 抱えたままで抱えても言えない それがまたもどかしい
胸の痛みを抱きしめて僕はがまんを繰り返す
愚かな僕なれど
なぜか責められず自分甘やかして言えない日々が続いてしまう
自分の背中すら押せなくて 自分だから押せなくて
わがままに悲しくて
悲しくて。
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