詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
冷たい通り雨が通り過ぎてなにもかもうそのように笑えたらそれはそれは素晴らしい明日をむかえられる
悲しみはしょせん通り雨だからすぐに過ぎるよ
喜びもまたつかの間の晴れ間だから目を覚ましたようにすぐに雨が降ってくるんだ
じゃ僕らはなんのために生きてるんだろう 死へと一歩ずつむかってく中で
喜びを 悲しみを知るためなのかな
時々その意味がわからなくなってしまうよ
こんがらがることばかりが散らかってる
ふいに見渡せばこんなさびしい部屋にひとりきり
すべてが無意味な気がしてる
生まれたことが間違いだった気がしてる
生んでくれた親にありがた迷惑 感じてしまう
なぜ、僕らは雨をしのぐ傘さえもないのかな 泣きたいのはこっちだよ…雨空
ストレートに雨を浴びすぎて風をこじらせてしまうよ
だから 泣きてえときにはおもいきりあたりかまわず泣けばいいんだ 勝手ながらもう決めたよ
まっすぐな世界の掟からは大幅にずれている僕の気持ちを誰がわかってくれるというのだろう
今日もまた日が暮れれば眠くなるから
そのまま眠たさに負けて今日にさよなら
本当はしたくないけどこんなせつない気持ちをたくさんふくんだ涙が止まらないときは何も考えずただ夜のさびしさと少しのやさしさにまかせて揺られるとしよう
気づけばそこに昨日と変わらないおなじ繰り返しがまかり通る世界があるだけ
鏡の中に映るとぼけたような顔をした僕が証明だ
されどそんな自分がとてつもなく愛らしい
そんな自分を愛らしく思えるのはやっぱり自分しかいないから
まずは自分を好きになって何かに目を向けてみるところから始めよう
こんな曇りがちの毎日をクリアにするのは難しくもあるけど自分信じて明日また明日とやっていこう
大丈夫さ 僕は平気さ
くだらない話にも時間と時間との間々にできる休憩時間にも笑ってみせるよ…
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