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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[362] 消沈
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

誰もいない

駅の改札

意味もないのに

虚ろな瞳で眺める

白い息が切なくさせる

冬はもう終わり

これで終わり

やっと終わり

そう呟く
僕の瞳には
微塵の光もなくなっていた

あるのはただ、
虚ろに見つめる
記憶の中の思い出と
心に繋いだ
孤独な鎖

それだけ

ただそれだけ。

2007/01/20 (Sat)

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