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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3739] それでもボクは夢を見る
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


何度 夢に裏切られても
何度 夢に突き放されても
何回 夢に追い返されても
何回 夢にボコボコにされても

ボクは夢を見ることは絶対にやめない

夢とははるか昔から素晴らしいものとあがめられ
心の仏壇に飾られる程さ
そんな夢をボクもだから見ていたい
何度 何回 夢に嫌われても夢がいつかこたえてくれると信じて
またボクは夢を見る

人に無謀だとか人にムリだよとか言われる筋合いはない
人は人 自分は自分だから
言われる筋合いもなければボクが人のことを言う筋合いもまた無いんだ

だから ボクは人になにを言われようが
心の耳に耳栓して聞こえないふりつき通す

だから
ボクはそうさ
だから
ボクはそうだよ

それでも
それでも
夢を見る
それでも
それでも
夢を見る

それがボクの明日への活力 毎日を生きていくための生きがいさ

だからボクは
夢を見続ける
どんな夢だろうと
見たいと思った夢は片っ端から見てやるんだ
あれもこれも見てやるんだ

いつかボクのすべてが幻に変わるなら
生きる時間も生きていた時間に変わるなら
存在していただけの過去の存在に変わるなら
見えない影より見える影を残したい
たとえ見え見えの欲望だとしても生きる意味 生きる意義はそこにあるとボクなら思うから

夢はボクの活力剤
ボクを動かす油
今 注いで また歩き出す たまに走る

そんな感じで
そんな感じで
ボクはあきらめることなんか考えてないよ
何回となく繰り返す失敗やあやまちは夢に近づく障害物にしか過ぎないと威張り散らして調子にのっかってのんきに進む
タイヤは回る 止まることなくいつまでも

見たい。見ていたい。見続けたい
最初はそんな感じで始まった思いつきのレース
競い合いは嫌いだけどなるなら一位が良かったってだけ。

2009/03/06 (Fri)

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