詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
遠くからは喜びに見えたのに
近づいてみれば確信できた
それは悲しみ
それは不安
ぼくは自惚れすぎていた
もう何度も見てるのに見破れぬ蜃気楼
手を伸ばし
つかもうとする
夢みてるように
ぼくは今日もだまされた
本物と違わぬ光
芸術的なフェイク
偽は偽 わかってる
青いオアシス
ヤシの木揺れる
その下に美女
そんな未来見てたぼくが悪かったんだ
当たり前だよね
妄想だよね
こんなになにもしない毎日なのにそんな未来手に入るわけないよね
コレまさしく蜃気楼
うまくだまされた
うまくだまされた
コレすなわち蜃気楼
うまくだまされた
うまくだまされた
アイタタタ…
よろけるしかないぼく
笑って見せるしかないぼく
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -