詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
生きているのを疑問に感じられるような今を生きているのはまだ自分に光を見てるから
いつか僕は何かを成し遂げる
そう思うから
苦しい思いをしても心の中の僕にさえもう限界だよって泣かれても
生きているうちは光は絶えない
死んだら今より悲しいと思うから生きています
ひとりごとならいつまででも話していられる
そんなさびしい特技しかない僕を笑えますか?
どうして生きているのかとひとり月を見上げ好きでもないのに就いてる仕事からの帰り道涙する僕をばかにできますか?
別に体に障害があるわけじゃないけど時々死にたいと思う事がそんなにいけませんか?
この世の中生きてるだけで命削られる思いですから
それだけでえらいと言ってくれるやさしい人はいますか?
別に自分を愛してるとかそんな理由じゃなくて自分の事だからこそそんな気持ちのすべてがかいま見れてしまうからよけいにかわいそうになるんだ
君も同じかな…
そんな僕に光を
ひとつだけでも希望をください
今、見えている光
生きていられる今
すべて地獄のよう
それでもしねもしない僕をざまあみろと笑いますか?
何かが悲しい
今日もまた悲しい
ひとりは別に嫌いじゃない 慣れてしまったけど それもまた悲しい事だけど
わかっているんだ
すべては言い訳だ
うまくとけ込んで世の中に馴染めない僕の不甲斐なさとわかってはいるけれど
いつだったか
昔、僕は生まれた
あの産声は喜びなのか 悲しみの悲鳴なのか
親には悪いが僕をなぜそのときおろしてしまわなかったのかとふとよぎることがある
そんな僕を誰かがどこかで笑っても僕はそれで生きる事はやめない
そんなんじゃしねない
誰か僕をころしてくれませんか?
痛みのない楽な死をください…
このままじゃまた明日が来てしまう
寿命を待つだけに留まる。
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