詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
とてつもなく長い夜が今 長い時を越えて 何周も時計を回ったような気がする時を越えて また時計はしばらくの間をおいて変わらない夜をつれてくる
空には熱気球が極彩色の光放ちながらふわふわ
さびた時計の歯車はキリキリ回る 確かに回る
眠りの扉を 開け放ってみればほら楽しい夢の世界の遊園地
おとぎ話のような世界
リアルな世界とは比べものにならないのさ
とてつもなく長い夜はとてつもなく楽しい夢を見させる
目覚めた先の悪夢さえ忘れさせてしまう
魔性の夜
とてつもなく
とてつもなく 長い夜
とてつもなく
とてつもなく 愉快な夜
悲しい喜びだけど
なんだか
素直に喜べる
そんな夜
今 包まれて
僕幸せ。
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