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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[4007] とてつもなく長い夜
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


とてつもなく長い夜が今 長い時を越えて 何周も時計を回ったような気がする時を越えて また時計はしばらくの間をおいて変わらない夜をつれてくる

空には熱気球が極彩色の光放ちながらふわふわ
さびた時計の歯車はキリキリ回る 確かに回る

眠りの扉を 開け放ってみればほら楽しい夢の世界の遊園地
おとぎ話のような世界
リアルな世界とは比べものにならないのさ

とてつもなく長い夜はとてつもなく楽しい夢を見させる
目覚めた先の悪夢さえ忘れさせてしまう
魔性の夜

とてつもなく
とてつもなく 長い夜

とてつもなく
とてつもなく 愉快な夜

悲しい喜びだけど
なんだか
素直に喜べる

そんな夜

今 包まれて
僕幸せ。

2009/04/26 (Sun)

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