詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
笑うのは
笑うのは
悲しみに死にそうな自分を救うため笑うんだ
心まで死なないように笑うんだよ
泣くのは
泣くのは
心にたまった涙が心を破裂させないようにするため外に出すんだよ
心だって涙をためる容量はあるからね
僕らは悲しみの中
たまには喜びの中
いつでもそんな中
雨の下 晴れの下
青いレインコート
ゴムの長靴
水たまり はしゃぐ
大人には悲しい音
晴れもまた悲しい
見上げる気持ち如何(いかん)で何色にもなる
メニーメニー
いつものことさ
気にせず行こうよ
それが難しいなら
できるだけ笑おう
それが生まれた意味 形にすること
憎まずひがまず生きていこう もう仕方ないんだ
投げ出す気持ちを表にして
今こそ
チャプチャプ
雨の中 歌おう
レニーサニーデイ
晴れだろうと
雨だろうと
悲しみは遠慮なく降る
でも喜びも同じはずだろう
悲しみだけ特別扱いはよくないな
なんて考え方もいいだろう?
どうかなあ…?
時には傘もわざともたずぬれてみるのは
どうかなあ…?
苦労すればきっと明日は晴れるから
ちょっとつねってみよう 自分を!
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