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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[4081] 僕が君を好きな理由
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君じゃなくちゃいけないなんて理由は特にはないけれど
他の人っていわれたらだめっちゃだめなんだと言う
なぜかいつも君なんだな
「悪いわね、こんなあたしで」なんてすねてる君もまた可愛い
そこがなんかいいのさ

大まかに言いなさいといわれたら苦しいけどささいなやりとりが愛のミナモト
だからそこらへんがそうなんじゃないかな

ラブ ラブ ラブ ずっと
ラブ ラブ ラブ 愛しているよいつまでも
何回 何百回
言っても 歌に代えてもきりがないからさ
なんかばか見てるような気がするからね
そんなことを繰り返すよりすっと一言でまとめちゃえと僕は思って

君を好きなその理由の最終的な判断というべきこたえを探すこと大事なんだろうけど
やっぱりいくら突き詰めて鉛筆カキカキしてもたどり着くこたえはひとつ
それはとても単純でなおかつ明解なこたえだ

「愛しているから」
付け足すなら
「君だけを愛しているから」
なんかむりやりで煮え切らないけれどそれは本当なんだ
言葉が足りないとすればもっと僕は勉強するよ
愛について
君について
つまりは女の子について

ああ 同じコースをスタートからゴールまで一周してぐるっと戻ってきても競い合った順位はゴールした順番っていうようにそれは何遍やっても変わらないさ
愛は愛だから
好きなことは好きでしか説明がつかないから
それを出せというのは神に打ち勝てというのと一緒だ
森羅万象すべてを超越しろというのと一緒だから
そんな無理なことはできない
代わりに代わりに愛すんだ
こんなふうに

やってることは単純でもつめこむ気持ちは無限大
本当はもっともっと限界をもかるくこえたいけれど僕ができるのはこんなもんだから
君は泣いちゃうのかな
時々

でも忘れないで
いつでも君と同じ気持ちがここにあることだけは。

2009/05/11 (Mon)

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