詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
急いだってしょうがないじゃないか
どーせ長い人生だ
今日明日終わる話じゃない
まだまだ道は続くから
ゆっくり
歩こうよ走らずに
その点 亀さんはゆっくりすぎなほどマイペースに歩く
歩いているのかもわからないくらい
ゾウ肌みたいにガサガサした素肌は荒れてるのか?保湿クリームどう?
ジョーダンはさておいて言いたいのはね
つまり
誰かにせかされて走るしかないこと
悲しいくらいみんな思ってる
世の中はほとんどいつも向かい風 たまに追い風
悲しい涙もその時の風に流してしまえ!
亀さん歩きで
タートルウォーキングしよう
亀さんも重い甲良を背負って生きてる
ハンデはみんな同じさ
僕らだって僕らだって様々な手枷足枷つけてる 心にもね!
とりあえずは
そうさ
細かいことはぶっ飛ばしてうるさい奴らの口をふさごう
今 僕ら
解き放たれた自由の中
誰より亀さんに近づけてたんだ
まるで僕らヤドカリみたいに家を背負って歩く 旅芸人の一座みたいだねと笑いあって白を黒に黒を白に話は変わるがオセロは僕の勝ち!
そんな夜に君と見る満月がほら綺麗
言いあきたけれどあの満月はいつ見ても見飽きないなあ
てくてくよりも
のろのろ歩く
のしのしよりも
よいよい歩く
そうやって生きたほうが絶対的に幸せに生きれる
流れる景色や過ぎ去る時間もより鮮やかに記憶にのこるはずだ
きっとネ
亀さんもそう想うだろう?
僕の生き方の模範
歩き方の先生
君をのぞくよ
水槽から
夢うつつでさ。
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