詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ヒーローだってヒーローらしくないダークでケチな生活があるさ
その仮面とマントを脱いでしまえば普段はだだのサラリーマン
日々に追われてる
必然と呼ばれてる偶然の上を歩いてちょっとだけ奇跡にそれたりしてボクらは生きていくのだ
こんな時代を暮らしていくのさ
人に見せない一面をちょっとだけあなたにだけ見せてあげるよ
ボクの仮面の下を
不思議なことなんかない
ただそれを奇跡と呼べば不思議に聞こえるだけで結局はすべてがゆめまぼろし
されど奇跡を起こす者には大切な好奇心抱いている
奇跡を起こすには必要なものがある
ほら不規則にそれはボクらに届く
奇跡や偶然はひとり歩きして不思議な事に変わった
でも不思議じゃないんだ 全然
想うよりずっと渋めのヒーローみたいに現実はそんなもんだ
カッコ悪い涙とカッコ悪い猫背があるだけ
夢なんか見るだけ無駄さ
そんな事を言いながらもヒーロー目指すボクがいる
ボクの中には
ボクの中には
ずっとずっと
カッコ悪くて
ずっとずっと
カッコいい
奇跡を起こす力
そんでもって
ボクは ボクは
奇跡を起こす者
すべては自分次第
できない事ばかりじゃないから
できる事ならやってみよう
笑われちゃっても雨が体を突き刺してもボクらは負けやしないさ
明日を信じてるから
未来を期待してっから
特大超ド級の奇跡を起こしたいから
まだ粘ってここで生きてるのさ ここで生きてるのさ
そんなボクは切ないね
だけど誰かより自分を救いたい 救いたい
ボクのヒーローに誰かなってくれますか?
ついぞ願う。
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