詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
笑って 怒って 泣いて たくさん今日も疲れたからもう帰ろう さすがに帰りたい
今日の涙 風に流して失ったぶんの笑顔を明日こそ取り戻すんだ
ルールからはみ出さなくちゃ生きれない
僕はそういう人
良くいえばまったくの自由人悪くいうなら身勝手な人さ
旅は道連れ
世は情け
僕には道連れにする人もいなくて
世を儚む心しかもっていないよ
それでもさ
安易にさ
自分をさ
責められなくて
たださ
自分にさ
笑って笑って
笑って笑って
居てほしくて
嫌われても嫌われても僕自身は僕自身を嫌いになれない
たまに抱く嫌悪感もつかの間でしばらくすりゃ煙のように消えるね
我らは悲しい悲しい悲しい獣だぜ なあおい聞こえるか?神様よ
体中 生えた 毛さえも頼りない獣だぜ
せめてライオンのタテガミくらいの雄々しさが欲しいものだ
もう何を願っても永久にこの体 僕をあらわす
魂はやがて空に昇り当たり前なほど世界は終わる
あとになってから頭角をあらわすようじゃまだまだまだまだだめだな 僕も
さみしさ ひとしずく
落ちた 涙
夜空にゆるやかなカーブを描き流れた流れ星のような気持ちさ
はかなさだけを見ながらも果てしない美しさがあまりに輝いてるからはかなさなど目にも入らない
それにしてもさ
我らは悲しい悲しい悲しい獣だぜ なあおい聞こえるか?神様よ
体中 生えた 毛さえも頼りない獣だぜ
せめてライオンのタテガミくらいの雄々しさが欲しいものだ
もう何を願っても永久にこの体 僕をあらわす
我らは 我らは
悲しい…悲しい獣
笑顔さえ白黒はっきりしない曖昧な笑顔になる
面倒な世の中
面倒なからくり
悲しいのは僕だけじゃないすべてが悲しみの恩恵と損害を受けているのさ
被った被った被害は絶大で多大で
ただ僕らはそれに偽りの笑顔向けてる。
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