詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
こんなにもこんなにも弱い僕なのに
いいところも探したって見当たらない僕なのに
君はそんなのおかまいなしと愛してくれますね
泣いちゃうほど
うれしいんだ
世界で一番僕は幸せ者だよ
もしも君と出逢ったことが運命なら
君を幸せにすることもまた僕の使命だから
君に出逢わせてくれた運命とたくさんの愛をくれる君に感謝の気持ちを届けたい
それはただ小さな愛の物語
ふたりで描いてゆくストーリー
だけど星のように小さくてもたしかな美しさで僕の心をうきうきさせてくれる
僕は愛してるなんてちょっと恥ずかしいから幼い今はまだ「好きになってくれてありがとう」というだけで抱きしめさせてね
君にゆるしをもらわば熱い口づけで夢の中へいざなって 連れて行って
ふたり 手をつないで素晴らしい未来へ向かってゆこう
今はまだなんでも思い描ける
だからだからだから素晴らしい夢と素晴らしい未来を下書きしていよう
いつかその下書きをそのまま未来に写し取れるようにさ
ふたり 今のまま愛し合ってゆこう
見上げた星のような小さくても目立たなくても素晴らしいと思うありふれた心の満腹感がいつでも僕の帰りを待ってる
そんな場所で君と暮らす
そんな未来を願ってる
僕は弱くて愚かでばかで何ひとついいところもないけれど
君があなたは素敵だよって言ってくれるから信じたい その言葉
そして心から君を死ぬまで愛し続けること
それが君への精一杯の恩返しだから僕は君との未来を目指していく
今はその旅の途中
ふたりの力で漕ぐ小さな船は大きな波にも負けない
明日もまた僕らを乗せた船は未来を目指す
朝は空を飛ぶかもめにあいさつして 夜は月と話して
夢の中で君と愛し合う
なかなか出逢えないふたりだけれど
いつかふたりは運命に導かれ落ち合えるよ
船と船の頭がゴッツンコする瞬間に。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -