詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
たやすく泣くな僕よ
きっと明日には花が咲くから 泣くのはそれからでもおそくないはずだ
自分をぬらす雨を憎んでみても腹が立つだけでなにも変わらない
だから雨にぬれてもなにも思わないでむしろ笑って歩いていこうよ
それでも思いあまって泣いちゃう日もあるけどそんなときは泣けばいい
気が済むまで
悲しみは消えない
だから雨も止まない
明けない夜はない
その代わり明けてしまえば困る夜はある
きっと明日には花が咲くことだろう
きれいな花が心に咲くことだろう
一週間の悲しさをさびしさを切なさを誰かにわかってもらおうとしても無意味な努力だとわかるから
ひとりでも笑えるようになることも必要なんだ
希望が咲くのは晴れた日の下とは限らない
悲しみの雨が降る中でも笑えたらそれは素晴らしい進歩だぜ 雨にぬれながら泣いたらますます悲しくなるものね
そうは思いませんか?
雨にぬれながら泣いている僕よ
ほら笑う練習してごらん
誰かに流された笑顔じゃなく心からの笑顔を
晴れた日の下で浮かべる笑顔には届かなくても雨の中で浮かべるのは涙よりも笑顔のほうが素晴らしいはず
素晴らしいはず
言葉にしてごらん
ほらせーので
ごまかさず ほら
きっと明日には
きっと明日には
花が咲く
僕は心から思う
一輪花が咲いたのが合図に明日から花が咲くように次々と花が咲いてく
心のお花畑 満開だ
いろんな色の花が咲き乱れてる
僕は 元気100倍
この笑顔も残り1%を残し99%の完成度だ
より本物に近づいた
だから明日には完璧な笑顔になるはずさ
泣いてばかりもいられない
だから笑わなくちゃ
それが今ならビックチャンス
ちょうど素晴らしい出来事が目の前にあるぜ。
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