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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[434] bride
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の手すり抜けて解けていくあたたかな君の手
何度も何度も叫んだけれど
君はやがて声すら届かないくらい遠くなって消えた

後にはただ漆黒の闇が広がっているだけ
その中でぽつんと立ち尽くす僕

それからの毎日
僕は女の人を信じられなくなって
ただ死ぬのを待つことにした
傷つくのがコワいから
あの日を思い出してしまうから

僕はその日から恋愛感情を捨てたんだ。

2007/01/29 (Mon)

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