詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
二人 こっそり真夜中に家を抜け出して
普段なら行けないような場所へゆこう、どうせ明日は二人ともお休みだ
化粧なんかおしゃれなんかいいから君の素顔が存在がもうすでに完成された美の形
大丈夫
じゅうぶんきれいだよ
そのままでも
まるで二人の乗るバイクは宇宙に向かってるように感じた
二人の笑顔が
二人の喜び受けとめる心が
きらめく気持ちの正体
プラネタリウムだ
まるで僕たちの瞳に映る景色は作りものなんかじゃない
ほらキスするタイミング逃さないように僕から君に迫るよ
さあ目を閉じて
カーテンは閉めて
二人だけの世界
暗幕の向こう側で
星座を描こう
ボクらの夜空に
ボクらの夜空に。
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