詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
理由をとなえよ
世の中を納得させるこたえを吐き出せ
じゃなければ通せません 扉は
僕は扉の向こう側へ行きたいんだ
鍵のかけられた扉のその向こうへ
だけれど僕のもってる正義の形やねじ曲がった考えでは扉をひらくことはできないらしい
全てが常識から反れただけで罪になるのかな
あたりまえってことも結局は誰かが決めたことだろう
途中から生まれた僕らにも適用されるなんて思いもせずにいたあのころはホントに自由だった
なにも知らないままだったから
正義も悪も耳に痛い掟も全て全て
時間が経っただけで僕ら まるで道に捨てられた空き缶のようにけ飛ばされ
ちょっと外見が大人びて変わっただけで扱いも180度変わってしまう不思議
そのいらだちといったら 嗚呼 言葉にできないぜ
理由なんかないよ
ただ 僕は僕でいたいだけ
ただ 僕は僕で居続けたいだけだ
それだけさ
それだけで でも
戦ってきたんだ
これからも
戦って行くんだよ
僕は僕で
きみはきみで
誰かはで誰かで
みんなみんな
何かと今日も戦ってる
終戦なんかないことも知った上で
おっぱじめた戦争さ
日々に抗い
何かにいつでも逆らっていたいのさ 自分を守るために刃は捨てねえぜ
こたえなんか頭から無いのさ
常識なんか素通りだ
ほらはじめるぜ
今日も火花散る
戦いの火蓋 きられた
幕開けだ
抗戦と反戦の日々
ずっと狂った青春は僕らの心の中で永久に続くから
僕らを焼き付くすまであの太陽は沈まない
沈まない太陽
ずっと僕らを睨んでいる
罪を罪と思えないんじゃない僕らがそれを罪だと思わないだけだ
それはきれいな罪だから
だからこそ僕は地に落ちた天使になることを望んだ
真っ黒に焦げた翼を自ら引きちぎった
骨となる日を頭から消して永遠に生きているつもりで日々。
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