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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[459] やさしい光
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


やさしい光に包まれて
僕らは生きていく
今日も明日も
当たり前すぎて気づかないだけさ
失ってはじめて気づくんだろう
当たり前の幸せが当たり前じゃなくなったとき
涙がキラリ頬を伝う

ありがとうね
ありがとうね
やさしい光にお別れをして
今日からは助けがなくても一人で歩いていけるよ
やさしい光に手を振りながら
溢れ出る涙をそっと拭って
深く息を吸う
そして歩き出す。

2007/02/03 (Sat)

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