詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ずっと夢見ていた
君と両想いになれたらなって
でもそんなこと
きっと叶わないから
せめて夢の中だけでも君と両想いでいたい
幾つもの年月と同じだけの距離を走り
あの日の僕も気づいてみれば大人になっていた
君との恋も実らぬまま大人になっていた
君を好きな僕と僕を好きな君
そんな風な恋をしてみたいよ
無理なことだと承知していても
願わずにはいられないんだよ
心がまだ君への思いを吹っ切れずにいる
でも君はもう
僕の知らないところで幸せな暮らしの中
僕が入る隙さえない
だからこうして
ただ夢の中の君とお話をするだけ...。
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