詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
人が生きていく中で無駄なことなんて一つもないんだよ
今まで僕らが歩んできた長い道のり
大人になった今
理想に満ちた未来のビジョンは崩れさったけど
涙も挫折も失敗も何もかもすべてすべてそれぞれに意味があるんだよ
昨日感じた悲しみと同じ分だけ
明日はきっと幸せが訪れる
「楽あれば苦あり」
「苦あれば楽あり」
人生はそれの繰り返し
悲しみがあれば喜びがある
色んな思いがひしめき合った世界を生きている
お互いを支えあいながら
お互いの足りない部分を補い合いながら人は生きれている
僕もそうやって色んな人の思いに触れ生きてきた
だから
いつまでも悲しんでなんかいられない
巡り来る明日という一歩先の未来に歩んでいく
時間は当然待っちゃくれないから
だから時満ちるまで僕は生きていくんだ
悲しいことで心が折れそうになっても立ち上がるよ
涙を拭ったら
重い腰を上げ
明日のドアをスッと開け放すよ
今日に手を振り
明日に渉ろう
数え切れないくらいの思い出と苦悩抱え込み
愛のため 己のため
僕が目指している
理想の僕になるため
今日に手を振り
明日へ渉るよ。
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