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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[568] 想い出ビール
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


親父が昔うまそうに飲んでいた生ビール
今でこそ飲めるけどあの時のガキだった僕はビールの泡を口にしただけでも美味しいとは感じなかった

それなのに不思議だね
大人になって飲んでみたら
不思議と美味しさがわかったんだよ

懐かしいな
懐かしいな
時々ビールを飲みながら
あの日の僕を思いだしては涙浮かべる
親から離れて暮らす淋しさよ
ビールの泡とともに消えゆくがいい
明日になれば全部忘れるさ
来年の正月にはみんなに会えるさ
それまで頑張るとしますか。

2007/02/26 (Mon)

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