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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[590] この世界に生まれてなければ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


見慣れた町の見慣れた朝焼け
いつものように流れ作業
同じことを繰り返す

この町にも家族にも不満はないけど
ちょっとばかり切なさ混じる日々を過ごしてる

深く濃い靄が明日を覆い隠していくよ
それでも僕は明日へ進むことに決めたんだ
未練など今さらない
だけどただ一つ孤独な自分に自己嫌悪
人付き合いが苦手な僕はいつになっても孤独から抜け出せないでいる

この世界に生まれてなければ
こんなキレイな朝焼けを見れなかった
だからそれだけでも生きてきた価値があるかなって思えるよ。

2007/03/03 (Sat)

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