詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
人の死を間近で見てしまった
喪服姿で泣きじゃくる親戚たち
ハンカチで涙を拭いながら
火葬場まで行く霊柩車を見送りながら
僕も少しだけ瞳が潤んでた
じいちゃんの死んだ日には
たくさんの悲しみが溢れたよ
きっと僕も死んだらこんな風に
たくさんの人に悲しんでもらえるかな
まだ死ぬことはないとは思うけど
だけど少しだけ気がかりになってた
考えすぎて
泣くことも忘れて
三回忌もし終わった
お盆までじいちゃんは還らない
母さんに似て頑固な爺様だったけど
とても男らしくて
とても尊敬できる人だった
だけどもう会えないんだね
僕のじいちゃん
母方のじいちゃん。
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