思い出したくもないような悲しい過去に 振り返りたくもないような淋しい日々に 僕は今さら涙する 映画のように淡々と過ぎていく毎日 仕事へ行き帰って寝るだけのツマラナい平日 たまの休みはどこへも行かずに家で寝てるだけ気がつけばまた平日になる それのくり返し そして今日もいつの間にか平日の前の夜 明日は又仕事の日 次の休みまでまた同じ退屈をくり返す 死ぬまで… 定年を迎えるまで 安息はこない…。
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