アイツだけだった 友と呼べたのは アイツだけだった あだ名で呼べたのは だけどもうアイツとは逢えないんだ もう逢おうとしてもアイツは空の上 唯一無二の友を失った僕に もう心を通わす人はこの先も現れないだろう 今もたまに思い出す それだけで涙があふれてくる 情けないほどに とめどなくあふれてくる 今でもまだおまえの死に顔が頭にこびり付いてる………。
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