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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[823] 悲劇の舞台
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ほんの少しの月明かり
ほんの少しの悲しい雰囲気
ただそれだけで泣きたくなるの
野蛮な現実から逃げてきたって
また明日になれば
現実を生きなくてはならない
巡るのは日々だけではなく
不安や苛立ちや
毎日の疲れ
それに対比して起こりうるストレス

嗚呼(ああ)
いつの間に僕は
大人を名乗り
子供をやめたのか
見上げた夜空の月が輝きをなくした僕を照らす
それは僕だけ
孤独な舞台上
狂ったように演じる
悲しいピエロ
観客は唯一
あの月だけ
無口なあの月だけ。

2007/03/30 (Fri)

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