詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
悲しくて悲しくて涙を目一杯
流したそんなとき
アナタの優しさにふれてまた涙
そして今日もまた涙
ボロボロ流れ出る
この涙は海の水のように塩辛い味
抱きしめられて抱きしめられて
君の優しさはだんだんと熱を帯びてくる
涙は流しても流しても
なくなることはなく
また悲しみにふれれば流れてくる
優しさにふれれば流れてくる
その涙は きっと
いつの日か優しさに変わるのよ
そして誰かを守ったり愛したり
そんなとき役立つのよ
あなたは笑いながら
涙する僕の背中を撫でながら
そうつぶやいた
何度も 何度も。
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