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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[97] 孤独なサンタ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

君を失ってから
どれくらいの季節が巡り
どれだけの時間が僕を老けさせる
長きにわたる恋の終わり
やっぱり運命に忠実になれなかったよ

僕は孤独なサンタ
さしずめキミは寒空に舞う淡雪

あぁ 今年も愛を失ったよ
あぁ やっぱり闇からは抜け出せないよ
あぁ このまま僕は孤独なまま死を迎えるのかな

なぁ 答えてくれよ
キミの化身
冷たく儚い
冬の白い天使 淡雪よ
孤独なサンタに愛というプレゼントをください
死という終わりを迎える前に。

2006/12/17 (Sun)

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